喧嘩に隠された彼女の本音

喧嘩に隠された彼女の本音

年齢

40代前半

相手の年齢

40代前半

職業と住んでるところ

愛媛県 フリーランスのシステム・エンジニア

相手の職業と住んでるところ

高知県 カフェ店長・オーナー

趣味

フィギア造形

相手の趣味

ネット将棋

体験談

彼女とはネットで知り合いました。
数年に渡るネットでの交流を経て、お互いが無くてはならない存在だと気付き、彼女からの告白で交際が開始しました。
僕はフリーのシステムエンジニアで彼女はカフェの店長兼オーナーであったため、忙しい彼女に合わせてデートは主に彼女の自宅で行っていました。
ネットでの交流も長かったので、お互いに尊重しあい、思いやり合える関係を築けていたと思っています。
しかし、徐々に彼女が不機嫌になり始めてきたのです。
何かと僕に八つ当たりしたり、イライラしては喧嘩越しに話をしてきたりと・・・
最初のうちは、仕事のストレスでも溜まっているのかなと思っていたのですが、あまりに彼女のヒステリックな態度が続いたので、僕も不愉快になってきました。
別れる前には、一緒に居てても、お互いの趣味をそれぞれして、会話もほとんどありませんでした。
別れは彼女から告げられました。
僕も疲れきっていたので、別れに承諾して比較的円満に別れました。
けれど、別れてから間もなく、僕は後悔の念に苛まれるようになったのです。
彼女の存在が自分にとってどれだけ大きかったのか別れてから気付いたんです。
彼女のいない日々にポッカリと大きな穴が開いたようでした。
僕は復縁を決意し、別れさせ屋、探偵事務所、浮気調査などを検討した結果、やはり復縁のプロである復縁屋に依頼をしました。
復縁屋に依頼したのは、彼女と喧嘩が増えてしまった理由がまるで分からなかったからです。
プロに依頼すれば、別れの原因が解明出来ると思ったのです。
まずは、僕のカウンセリングから始まりました。
そして、「本当に復縁したいのか」を何度も確認させられました。
復縁の意思が強くないと同じ事の繰り返しになってしまうからだそうです。
このカウンセリングで、僕はさらに自分の復縁したい強い意思を認識する事ができ、復縁するために自分を変えるという覚悟も持てました。
問題の彼女のイライラの原因について、復縁工作員がカフェのお客として接近し、聞き出す事に成功しました
なんと、思いもしなかった結果が返ってきたのです・・・
彼女は結婚の価値観の違いで別れを決意したというのです。
僕に結婚の意思が確認出来なかったから、イライラが募り、別れに至ったと。
青天の霹靂とはまさにこの事です。
だって、結婚なんていう言葉は僕達の間であまり出てこなかったんですよ。
そこでまた、僕のカウンセリングが始まりました。
結婚に関して話した事があるかどうか、どんな話だったか、どんな小さな話でもいいから思い出してくださいと言われました。
記憶を辿っていくと、一度だけ、冗談半分で話をした事を思い出しました。
新婚夫婦を見て、彼女が「結婚っていいね」と話してきた事に対して僕は「結婚なんて考えられないな」と笑い流してしまっていたのです。
その時は彼女が本気で結婚について聞いてきているなんて思ってもみなかったし、仕事も安定していなかったので、「考えられない」と言ったのです。
決して彼女と結婚したくないなんて思って言った言葉じゃなかったのです。
復縁屋のアドバイザーの方は僕のこんな言葉を聞いて、「彼女の年齢を考えた事ありますか?彼女は勇気を絞ってその時質問したんですよ」と話してくれました。
結婚に対する女性の心理を丁寧に説明してもらってやっと自分のした事の大きさが理解出来ました。
軽く受け流す事自体が彼女にとって「将来を真剣に考えてもらっていない」証だったのです。
僕は自分の軽率さを反省して、彼女との将来を真剣に考えるようになりました。
復縁工作のおかげで、彼女とまたネット交流出来るまで関係が復活したので、まずは、自分の思慮の足りなさと彼女を無意識の内に傷つけていた事を謝罪しました。
始めのうちは、復縁屋さんのアドバイス通りに謝罪だけして、恋愛感情は見せないように気をつけていました。
そうしていると、彼女の警戒心が解けたのか、「店に遊びにおいでよ」と誘ってもらえたんです。
後日お店に遊びに行き、その時に、次は僕から食事に誘いました。
アドバイザーの方からGOサインが出たので、このデートで復縁を申し出る事にしました。
デート当日、彼女に将来的な話をしつつ、僕にとってどれだけ大切な存在か、結婚を前提に付き合ってほしい旨を伝えました。
彼女が泣きながら「はい」と言った時の事は忘れられません。
自分がどれだけ彼女を不安にさせていたのかをその涙で痛感したからです。
もう同じ過ちは繰り返しません。
復縁屋さんのアドバイスは本当に的確で、厳しく感じた言葉はありましたが、その厳しい言葉があったからこそ僕は復縁出来たのです。
感謝してもしきれないくらいです。
復縁屋さんのおかげで生涯を通して最も大切な人を失わずに済んだのですから。